先日5月24日の午後9時ごろ、MCU映画『エターナルズ』初の予告編が公開されました。
今回はその予告編を振り返りつつ、ストーリーを考察していきます。
エターナルズの到来
予告編はエターナルズが地球にやってくる場面から始まります。
本作の主人公ともいわれているセルシがイカリスに「美しいでしょ?」と問いかけていることから、この場面はエターナルズが初めて地球を訪れた時だと思われます。
本作は何千年もの時代を描くといわれているため、この時の地球はまだ文明が発達していない、何千年も前の時代なのかもしれません。
ちなみに、本作でキンゴ役を務めるクメル・ナンジアニが2019年のサンディエゴ・コミコンでこのような発言をしていました。
「私たちエターナルズは、ディヴィアンツという敵から地球を守るため、何千年も前に地球へ送られたのです。」
本作は地球に住む人間を巡り、エターナルズとディヴィアンツが対決するといったストーリーになるのでしょうか。
オープニング曲
ちなみに、予告編の初めに流れているオープニング曲は、Skeeter Davisの『The End of the World(世界の終わり)』(1962)です。
この曲は恋人関係の破綻を表現したとても悲しい曲です。後に説明しますが、本作『エターナルズ』でも同じような展開が描かれるのかもしれません。
バビロン
予告編の1:04ごろに映るこの都市は、おそらく古代都市バビロンであると思われます。
実は原作のエターナルズにおいて、バビロンは極めて重要な場所になっています。
アンジェリーナ・ジョリー演じるセナがディヴィアンツの一味であるクロと恋に落ちた場所であるからです。
MCUにおいても同じ出来事が描かれるかは不明ですが、クロが本作に登場することは確定しているため、可能性は十分あります。
また、エターナルズの一人であるギルカメッシュの名前の由来もこのバビロンに関係しているため、セナだけでなく、他のエターナルズたちにとっても重要な場所となりそうです。
バビロンの崩壊
予告編ではバビロンらしき町が崩壊する場面が写されます。
これをきっかけに地球の悲劇を目撃したエターナルズは、人類により関わっていくことを決めるのかもしれません。
スプライト
子供の姿をしたエターナルズであるスプライト。実はその姿とは裏腹に、彼女は危険な存在でもあります。
原作において、スプライトは他人の不幸を喜ぶ性格の持ち主であり、自らの計画のために他のエターナルズの記憶を奪ったことすらあります。
本作が公開される時には、彼女に注目しておくといいかもしれません。
ドルイグ
エターナルズの一員であるドルイグの姿が初めて明らかになりました。いかにも裏切りそうな雰囲気ですね。
彼は人を操る能力にたけており、その力を利用して地球に暮らしているのかもしれません。
また、原作において彼は他のエターナルズと意見が合わない事が多いため、彼も裏切ってヴィランになる可能性はゼロではありません。
もうこうなってくると誰がヴィランなのかが分からなくなります(笑)。
ユニ・マインド
3人のエターナルズが儀式のように空中を舞っている映像がありました。
これは「ユニ・マインド(Uni-Mind)」をしているのだと考えられます。
ユニ・マインドとは、複数のエターナルズが意識を1つにすることで強力なパワーを得るというもの。意識を結合させることで、他のエターナルズよりも強いパワーを発揮できるわけです。
エターナルズ全員のユニ・マインドが見てみたいものです。
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