*この記事には映画『アベンジャーズ’・エンドゲーム』のネタバレが含まれています。お読みになる際はご注意下さい。
マーベル・スタジオ「アベンジャーズ」のメンバーで最も人気のあるキャラクターの1人である「ハルク」の新たな単独作品が、2022年に製作開始される可能性が浮上してきました。米メディアSCREENRANTなどが報じています。
既にマーベル・スタジオは2008年にハルクの単独作品である『インクレディブル・ハルク』を製作済みですが、この映画で主人公ハルクを演じた俳優エドワード・ノートンはその後ハルク役を演じておらず、2012年公開作品『アベンジャーズ』からは、彼に代わりマーク・ラファロがハルク役を演じています。2008年以降、ハルクは「アベンジャーズ」シリーズや「マイティ・ソー」シリーズなど、様々な作品に出演してはいるものの、マーク・ラファロが演じるハルクの単独作品は未だに製作されていません。
本作はハルクの原作シリーズ「ワールド・ウォー・ハルク」のストーリーを基にした作品になると報じられています。「ワールド・ウォー・ハルク」は自分の妻を失ったハルクが地球で復讐をするという悲しい物語であり、全部で5巻出版されています。愛人を失うという共通点で言えば、MCUではブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)がハルクと良い関係にありましたが、『アベンジャーズ・エンドゲーム』の過程で彼女は死亡しています。原作のように復讐を遂げるというブラックな展開になることはないと考えられますが、彼女の死と向き合う様子は描かれてもおかしくありません。いずれにせよ、マーク・ラファロにとって初めてのハルク単独作品になるため、ファンにとっては待望の作品になることでしょう。
公開年に関してはまだ報じられていませんが、2022年製作開始であることを考えると2023年~25年ごろには公開されることが予想できます。
ハルクを演じるマークラファロは、2022年ディズニー・プラスで配信予定のドラマ『シー・ハルク』に登場することも分かっています。こちらの動向にも注目したいところです。
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