本日3月30日、ついにMCU新作『ムーンナイト』が配信されました。
既に試写会が行われ、海外の一部の人々に1〜4話が公開されました。鑑賞した人々からは絶賛の声が多く、中には”MCU1番のお気に入り作品”という人もいるそうです。
今回は第1話を振り返りつつ、感想を述べていきます。
冒頭から謎だらけ
本作の第1話は、冒頭からたくさんの「謎」を示します。
オスカー・アイザック演じる主人公”スティーブン”視点で、彼の身に何が起こっているのかを一緒に探っていくという飽きない物語構成になっています。
精神病の治療をしているのか、ドアに青色のテープを張って、ベッドの周りに砂をまき、自分の足に鎖をつけて寝るという習慣を持つスティーブン。ある日、突然、銃を持った集団から追いかけられる経験をします。
その後再び別途の上で目を覚ましたスティーブンは、それを夢かと思いますが、自分の知らないうちに日付が二日間立っていることに気づきます。女性とのデートも逃してしまいました。
どうやら、夢ではなく本当に起きたことのようです。
スティーブンとマーク
部屋の壁に隠された携帯を見つけたスティーブンは、”レイラ”という女性から何度も電話がかかっていることを見つけます。
彼女に電話をかけると、スティーブンは自分を”マーク”と呼ばれることに不信感を持ち、違う人と勘違いされていると考えます。
しかしその後、夢の中で体験したように頭の中で他人の声が響き渡り、スティーブンに何かを警告します。
それからは、何故か気味の悪い生き物がスティーブンを追いかけてくることに。一体、スティーブンの身体に何が起こっているのでしょうか。
主人公スティーブンは、原作の通り、”多重人格”という症状を抱えており、自分の体に”マーク”というもう1人の人格を抱えているようです。
このマークが”ムーンナイト”として活躍しているのでしょうか。
スティーブンは昼間に博物館で働き、夜になるとマークの人格が現れるのかもしれません。
銃を持った集団から追われたときも、日中であったためにマークからスティーブンの人格に戻ったのかもしれません。
ヴィランらしき人物 ”アーサー”
イーサン・ホーク演じる”アーサー”は本作のキーパーソンになってきそうです。
アーサーは謎が多き人物で、宗教的リーダーのような存在でありながら、善悪を知りたいという女性の力を奪う場面もありました。どうやら手首にある天秤のタトゥーを元にその人の善悪を判断し、”裁き”を下しているようです。
物語の終盤には、スティーブンが多重人格者であることを見抜き、お前の中に「混沌(カオス)」が潜んでいると告げました。
第1話を見る限り、本作のヴィランになりそうな雰囲気を漂わせています。
ムーンナイト 早くも登場
今回のエピソードのラストでは、早くもムーンナイトの姿を目にすることができました。
白い包帯をまとい、白く目を光らせている姿はMCUキャラの中でも独特な雰囲気があります。
本作を機に、ムーンナイトをお気に入りのヒーローとする人も出てくるでしょう。
第1話からもわかるように、本作『ムーンナイト』は今までのMCUとは全く別の方向性を持つ作品です。
ダークな雰囲気がありながら、同時に神話的な要素も持ち合わせている本作『ムーンナイト』。これからのストーリーの展開に期待しつつ、主演オスカー・アイザックの演技にも注目しましょう。
『ムーンナイト』は毎週水曜17時にディズニープラスにて配信中。
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