*この記事には、映画『スパイダーマン / ファー・フロム・ホーム(以下FFH)』のネタバレを含みます。必ず作品を鑑賞後、お読みください。
マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズの共同作品『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム(以下スパイダーマンNWH)』の予告編が遂に公開されました。
マルチバースに関連したストーリーが期待される本作は、世界中のファンが予告編を待ち望んでいたこともあり、SNS上にはスパイダーマンの情報が数多く溢れ返っています。
今回は、そんなスパイダーマンNWHの予告編で明らかになったことを解説していきたいと思います。
予告編はこちら↓
ドクター・ストレンジ、マルチバースの扉を開ける
前作『スパイダーマンFFH』で自身の正体が世界中に知られてしまったスパイダーマンことピーター・パーカー。前作のヴィランである「ミステリオ」を殺害した罪に問われ、恋人のMJや親友のネッド、メイおばさんといったピーターと親しい関係にある人にも被害が及んでいることが分かります。
そこで主人公ピーターが助けを求める人物がスティーブン・ストレンジこと「ドクター・ストレンジ」。ストレンジは、スパイダーマンの正体はピーター・パーカーであるという事実を世界中の人々の記憶から消すことで、問題が解決すると考えているようです。しかし、それを行うためには危険な魔術を解き放たなければいけません。そのため、ウォンは「絶対にするな」とストレンジに忠告しますが、ストレンジはピーターを助けるため、その忠告を無視します。ピーターは、それを行うとMJやネッドの記憶も失われてしまうと主張しますが、ストレンジはその魔術を解き放ってしまい、マルチバースの扉が開かれるという展開が予想されます。
ドクター・オクトパスなどのヴィランが登場
言うまでもなく、今回の予告編で最もインパクトのあったシーンは、ドクター・オクトパスを始めとしたヴィランが登場したことでしょう。
予告編の最後のシーンでは、2004年公開映画『スパイダーマン2』で登場したドクター・オクトパスが姿を現します。
しかし、驚くべきシーンはそれだけではありません。今回の予告編だけで、少なくとも3人のヴィランの登場が明らかになったと言われています。
エレクトロ
1人目は、映画『アメイジング・スパイダーマン2』で登場したエレクトロです。
予告編2:13ごろには、激しい電撃がパトカーを襲いかかる場面があり、2:25ごろにも同じ電撃が見られますが、これらがエレクトロの操る電撃でしょう。
エレクトロは電気を操るヴィランであり、『アメイジング・スパイダーマン2』ではジェイミー・フォックスが演じていました。本作NWHでも、同じ俳優が演じることが確定しています。
グリーン・ゴブリン
スパイダーマンの敵として最も有名といっても過言ではないヴィラン:「グリーン・ゴブリン」の存在も明らかになりました。
予告編2:28あたりに、緑色のオーラを放つ爆弾が映し出されますが、これはグリーン・ゴブリンが使用する「パンプキン・ボム」という武器です。
ちなみに、グリーン・ゴブリンは、2007年公開作品『スパイダーマン3』や、2014年公開作品『アメイジング・スパイダーマン2』にも登場していました。
本作『スパイダーマンNWH』は、サム・ライミ版スパイダーマンやアメイジング・スパイダーマンなどの、過去に公開されたスパイダーマン作品と世界が繋がるのではないかと噂されてきましたが、やはりその可能性は高いと言っていいでしょう。
しかし、現時点ではまだ確定している要素ではないので、必ず起こると考えることはできません。
スパイダーマンの新スーツも判明
作品ごとにスパイダーマンのスーツデザインが異なることは、スパイダーマン作品の醍醐味の1つです。
予告編中盤では、そんな新しいスーツが明らかになりました。
全身の姿は明らかになっていないものの、黒と金色が主な色としたスーツが確認できます。
映画公開に関連した商品の中には、これと似たスーツのデザインが確認できますが、スーツから魔法を使っていることから、このスーツはドクター・ストレンジの魔法がかけられたものである可能性があります。
『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』では、ピーターのお父さん的存在であるアイアンマンが作ったスーツ(アイアン・スパイダー)が使用されていましたが、今回はドクター・ストレンジが手を加えたズ スーツが使用されそうです。
映画『スパイダーマン/ ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月17日全米公開予定。
来週金曜(9月3日)公開のMCU映画『シャン・チー/テンリングスの伝説』もお見逃しなく!
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