9月3日(金)に劇場公開されるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)新作『シャン・チー / テンリングスの伝説』。アジア系ヒーローを主人公とした初のMCU作品である本作は、日本人としても必ず見ておきたい作品の1つでしょう。
しかし、「今までにマーベル映画観たことないから追いつけるかわからない…」、「MCU作品を見たいけれど、どの作品を見ればよいかわからない…」のように悩んでいる方も多いことでしょう。
そこで今回は、映画『シャン・チー / テンリングスの伝説』を見に行く前に確認しておきたいMCU作品4作をまとめました!本作は新ヒーローの誕生を描く物語なので、今から紹介する4作品を全て観なくても内容は理解できますが、事前にこの4作品を観けおけば、より楽しめること間違いなしです!
『シャン・チー /テン・リングスの伝説』あらすじ
アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
本作は主人公シャン・チーと、彼の父についての物語となるようです。
ストーリーのほかにも、カンフーを駆使したアクションにも注目です。予告編を見るだけでも、アクションが凄まじいことが分かると思います。
必ず見ておくべき作品

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まずは、映画『シャン・チー』に向けてこれだけはチェックしておきたい作品を1つだけ紹介します。
『アイアンマン3』

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2013年公開作品『アイアンマン3』は、誰もが名前を聞いたことのあるであろうヒーロー「アイアンマン」の最後の単独作品です。そのこともあって、本作はMCU作品の中でも人気の高い作品であり、「アイアンマンシリーズで最高傑作」とも言われています。
そんな『アイアンマン3』を観ておくべき理由は、シャンチーの父親であるウェンウー(別名:マンダリン)が深くかかわっているからです。
『アイアンマン3』では、主人公アイアンマンの敵として、「テンリングス」という名のテロ組織が登場し、アイアンマンはこの組織と戦うことになります。そしてこのテロ組織「テンリングス」のリーダーは、(シャン・チーの父親である)マンダリンなのです。
そのため『アイアンマン3』は、シャン・チーの父親と、彼が持つ組織を知るという面においても重要な作品なのです。
できれば観ておきたい作品
続いて紹介する作品3つは、物語のストーリーと直接関係はしてこないものの、観ておくとさらに楽しめる作品となっています。『シャン・チー』を最大限楽しみたい方は、下記の作品を観ておくことをお勧めします。
『ドクター・ストレンジ』

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2016年公開映画『ドクター・ストレンジ』は、魔術師であるドクター・ストレンジの誕生を描いた作品。本作は映像が魅力の1つで、魔術師同士の対決では、今までに見たことのないような映像を体験することが出来るでしょう。
『ドクター・ストレンジ』には、主人公ドクター・ストレンジの相棒であるウォンというキャラクターが登場しますが、このウォンが、『シャン・チー』に登場することが確定しているのです。
映画『シャン・チー』には、「地下闘技場」のような場所に主人公シャン・チーが行くのですが、ここにウォンが登場するとされています。
『シャン・チー』の予告編では、ウォンが映画『インクレディブル・ハルク』で登場したアボミネーションと戦うシーンがあります。
ウォンについて知っておくためにも『ドクター・ストレンジ』を鑑賞しておくと、より映画を楽しむことが出来るでしょう。
『インクレディブル・ハルク』

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2008年公開映画『インクレディブル・ハルク』は、緑色の巨体を持つ超人「ハルク」の誕生を描いた作品。ほかのMCU作品と比べて、この映画は少しダークな雰囲気になっています。ちなみに、本作で主人公を演じる俳優は、『アベンジャーズ』などその後の作品に登場する俳優とは違う人物なので、少し注意が必要です。
『シャン・チー』では、本作の敵として登場する「アボミネーション」が地下闘技場で登場するといわれています。闘技場で戦う相手がドクターストレンジの相棒的存在のウォンなので、「ウォンvsアボミネーション」という意外な対決を目にすることができるでしょう。
アボミネーションは、本作『インクレディブル・ハルク』以降1度も姿を現していないため、『シャン・チー』を観れば、アボミネーションが現在どうしているのかを知ることが出来るかもしれません。
『アイアンマン』

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2008年公開映画『アイアンマン』は、アイアンマンの誕生を描いた作品でありながら、MCU1本目の作品でもあります。
本作の主人公トニー・スタークは、あるテロ組織に襲われたことがきっかけでアイアンマンになるのですが、そのテロ組織が「テンリングス」です。
テンリングスとは、シャン・チーの父親であるマンダリンがリーダーのテロ組織です。つまり、アイアンマンの誕生にはシャン・チーの父親が関わっているのです。
もしかすると、『シャン・チー』の中で、マンダリンの口からアイアンマン(トニー・スターク)を示唆する発言が聞けるかもしれないですね(筆者は期待しています)。
初めてでも大丈夫!とりあえず観に行こう!

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以上、『シャン・チー』の前に見ておくべき作品を紹介しましたが、本作は今までMCU作品を観たことがない人も気軽に楽しめる作品になっています。
MCU映画は全部で24作品も存在していますが、それぞれのストーリーは至ってシンプルです。
本作も、シャン・チーという新しいヒーローの誕生を描く作品のため、本作からMCUを見始める人にとっても分かりやすい作品となっているでしょう。
気になっている方は「とりあえず」劇場へ足を運ぶことをお勧めします!くれぐれも感染対策はしっかりして下さいね!
映画『シャン・チー / テンリングスの伝説』は9月3日(金)公開。
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