日本時間の2月14日、ドクター・ストレンジ2作品目となる『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス(以下MoM)』の2つ目の予告編が公開されました。現在、アメリカでは”スーパーボウル”というアメリカンフットボール最大の大会が開催されており、毎年この時期にハリウッド最新作の予告編やテレビスポットが公開されます。そして今年は、5月4日に日本で公開される『ドクター・ストレンジMoM』の最新映像が公開されました。
今回の予告編は”マーベル予告編史上最大の衝撃作”と言ってもよいくらい「ヤバすぎる」内容となっています。早速、問題の予告編を振り返っていきましょう。
”プロフェッサーX”登場

@Marvel / Disney 2022
まずは予告編最大の衝撃から振り返っていきましょう。
予告編1:15~あたりには、ウルトロンのようなロボットがストレンジに手錠をかけ、連行する様子が映ります。そして彼が連れていかれた所には、パトリック・スチュワート演じる”プロフェッサーX”の姿が!
プロフェッサーXとは、マーベル作品『X-Men(Xメン)』シリーズに登場する人物。彼の本名は”チャールズ・エグゼビア”で、Xメンを立ち上げた張本人でもあります。
彼はXメンの世界からMCUの世界に来たのか、それともストレンジがXメンの世界に渡ったのか…。
秘密結社”イルミナティ”結成か

@Marvel / Disney 2022
しかし、驚くべきことはまだまだあります。登場するのはプロフェッサーXだけではないかもしれません。
予告編を見ると、プロフェッサーXのいる空間には6つほど椅子が用意されています。あの空間には、プロフェッサーX以外にもメンバーがいることが考えられます。
そしてそのメンバーは、原作コミックにおける秘密組織:イルミナティである可能性が高いと見られます。
イルミナティとは、原作コミック『ヤング・アベンジャーズ 』などに登場する秘密組織で、計6人のスーパーヒーローによって構成されています。
その6人のメンバーは、プロフェッサーX、トニー・スターク(アイアンマン)、ネイモア、ブラックボルト、リード・リチャーズ、そしてドクター・ストレンジです。
・このうちアイアンマンことトニー・スタークはマルチバースにおける他の世界のトニースタークになるとみられ、以前から噂のあるトム・クルーズがこの役を演じるのではないかと噂されています。
・ネイモアは海底の王国アトランティスの王で、今年秋に公開予定の『ブラック・パンサー:ワカンダ ・フォーエバー』での登場が期待できます。
・ブラックボルトはインヒューマンズの王。インヒューマンズとは、クリー人という宇宙人によって遺伝子操作を受け、特殊能力を持つようになった地球人を指します。インヒューマンズは、既にドラマシリーズが製作されていますが、シーズン1で打ち切りとなっています。
・リード・リチャーズは、ヒーロー集団『ファンタスティック・フォー』のリーダー。こちらも複数本の映画が製作されています。彼は身体を自由自在に伸ばすことのできる特殊能力を持つ科学者です。マーベル・スタジオはファンタスティック・フォーの映画を製作することを明らかにしているため、おそらく数年後にはスクリーンで楽しめるでしょう。
これだけ豪華なメンバーが揃っているイルミナティ。もちろん、原作コミック通りのメンバーで構成されているかはまだ分かりませんが、豪華なヒーロー陣の登場は期待できるでしょう。
キャプテン・マーベルも登場??

@Marvel / Disney 2022
1:35あたりにはキャプテン・マーベルらしき人物がワンダと闘っているシーンが映ります。
もう色々なヒーローが出演しすぎて混乱してしまいます。
このキャプテン・マーベルは、ブリー・ラーソン演じるMCUでのキャロル・ダンヴァースの可能性もありますが、他のユニバースのキャプテン・マーベルという可能性もあります。
海外インサイダーの中では、このキャプテン・マーベルはキャロル・ダンヴァースの親友の”マリア・ランボー”ではないか?という考えもあるようです。もしマリア・ランボーがキャプテン・マーベルになっていたら、、?という別ユニバースの出来事も描かれるのかもしれません。また、ドラマ『ワンダヴィジョン』で登場したマリア・ランボーの娘”モニカ・ランボー”かもしれないという意見もあります。
いずれにせよ、”キャプテン・マーベル”と”スカーレット・ウィッチ”というMCUでも屈指の強さを誇る2人の闘いが見れるとは、なんとも激アツな展開です。
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