先日6月9日(水)、新たなMCUドラマシリーズ「ロキ」の配信が開始されました。
第1話から世界中で称賛され、公開日に視聴された回数はディズニープラス史上最多を更新しました。
今回はそんな「ロキ」第1話の小ネタ紹介&ちょい考察をしていきます!
かなり驚きの発見もあるので、期待してください!
なお、この記事にはロキ第1話のネタバレが含まれています。必ずご視聴済みの方のみお読みください。
それでは行きましょう!
「アイアンマン1」のオマージュ

© 2008/2021 Marvel
「アベンジャーズ・エンドゲーム」でテッセラクトを入手し、冒頭から逃亡するロキ。
彼はモンゴルの砂漠に行きつきます。
砂漠に落下するこのシーンは、MCU1作品目の映画『アイアンマン』のシーンのオマージュになっています。
『アイアンマン』でも、主人公トニー・スタークが初めて制作したスーツ「マーク1」で砂漠に落下するシーンがありました。
アース616

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モンゴルの砂漠に行きついたロキの前に現れた、TVAの職員たち。
彼らが持つデバイスによく注目すると、「timeline segments 616 432(タイムライン616と432)」と記されてあることが分かります。
これは、ロキがMCUの神聖時間軸であるアース616の時系列(タイムライン)から分離したことを示したものであると考えられます。
テッセラクトに隠されたメッセージ

© 2021 Marvel

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テッセラクトことスペースストーンは、TVAによって、すんなりと回収されてしまいます。
そんなテッセラクトですが、実は地球に存在している時とTVA内に存在する時とで光の輝き具合が違うのです。
砂漠にある時のテッセラクトはいつも通り輝いていますが、TVA内に入った途端、輝きが失われているのです。
もちろん、これはTVA内ではインフィニティ・ストーンが無意味であることの象徴であると考えられます。
ここまで細部にこだわっているMarvel Stududios、恐るべし。
ネクサス

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第1話の良かった点の1つは、TVAの説明がアニメーション映像で分かりやすく説明されていたことです。
そのアニメーションの中で、「Nexus(ネクサス)」ということばが使用されていたのですが、これは「ワンダヴィジョン」のCMにも登場した「ネクサス」という精神薬と同じ言葉です。
ちなみに、スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、「Nexus Being(ネクサス・ビーイング)」として認識されていて、これは「マルチバースの現象と関わることのできる存在」として知れらています。
アニメーション映像で登場したネクサスは、日本語字幕では「分岐」と訳されていましたが、マルチバースやワンダ・マキシモフとの繋がりもあり得るのかもしれません。
クリーvsノヴァ

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アニメーション映像には、まだまだ小ネタが記されています。それが上の画像です。
一見すると、これはただの争いごととして認識されてしまいそうですが、実はこれはクリー軍とノヴァ軍の戦いを描いている可能性が高いです。
クリーとは、映画「キャプテン・マーベル」で登場した青い肌をした種族。「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の敵であるロナンもクリー人です。
ノヴァ軍とは、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」で登場したノヴァ星の軍隊です。
「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」では、クリーとノヴァ軍が約1000年にわたって戦争をしていたことが明らかになっているので、その戦争を表しているのかもしれません。
また、戦争が行われている場所に注目してみると、背景に星形の物体がありますが、これはサノスの故郷であるタイタンである可能性があります。実際に「アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー」でもこの物体が映されていました。
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