マーベル・スタジオ初のアニメ作品『ホワット・イフ…?』が先日8月11日(水)にディズニー・プラスにて配信開始されました。
本作は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)内のキャラクターがもし別の運命を手にしていたら…？という「もしも」の 展開を描いたもの。シーズン１は10話構成となっており、早くもシーズン２の配信が決定している。
第1話目では、キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)の恋人のペギー・カーターについての物語が描かれた。
キャプテン・カーター誕生
第1話は、キャプテン・アメリカ作品第1作品目である『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』の筋書きを基にストーリーが描かれた。
本来ならば、超人血清を打ち、強靭な肉体を手にするのはキャプテン・アメリカとなるスティーブ・ロジャースだが、今回のストーリーでは、ペギー・カーターが超人血清を打つこととなる。
キャプテン・カーターが登場するきっかけとなったのは、スティーブ・ロジャースが血清を打たれる場所にとどまったこと。映画『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』では、ペギー・カーターはその場を離れ、監視室からスティーブの様態を見守るという展開になっていた。この小さな意思決定の違いが、別のタイムラインの流れを生んだのだ。
初代アイアンマンはスティーブ・ロジャース⁉
ペギー・カーターが超人血清を打つことになったタイムラインでは、もちろん、スティーブ・ロジャースは超人的な肉体を持つことは出来ず、国のために戦うという彼の夢はかなわないかと思われた。しかし、彼はまるでアイアンマンマーク1のようなロボットアーマーを身に着け、戦場に加わる。このタイムラインでは、初代アイアンマンはスティーブ・ロジャースということかもしれない。
バッキーの代わりに転落したのは…?
©︎ Marvel 2021
映画『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』では、スティーブ・ロジャースの親友ことバッキー・バーンズが戦闘中に列車から連絡し、奈落の底に落ちてしまうという展開が描かれた。彼は後にウィンターソルジャーとなるわけだが、キャプテン・カーターが誕生したタイムラインでは、ひと味違った展開が描かれた。
今回のタイムラインでは、列車に飛び乗ったバッキー・バーンズが転落思想になるのものの、キャプテン・カーターが彼を助け、彼は命を救われた。しかしその代わりに、スーツを着たスティーブ・ロジャースが列車内で爆弾を見つけ、爆発に巻き込まれてしまうという事態が描かれた。後に彼はヒドラの基地で生きていることが明らかになったが、バッキーが転落しなかったことがきっかけで、このタイムラインでは、ウィンター・ソルジャーが生まれることは無いのかもしれない。
レッド・スカルの代わりに戦うのはタコ？
©︎ Marvel 2021
『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』では、キャプテン・アメリカはヴィランであるレッド・スカルと最終決戦をしましたが、キャプテン・カーターは、タコのような巨大モンスターと戦うことに。肝心のレッド・スカルは、自分が宇宙の果てから呼び出したそのモンスターに飲み込まれてしまいました。
『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』では、キャプテン・アメリカは戦闘機の落下により、 70年間氷の中に眠ることになりました。
今回の物語も同じように、キャプテン・カーターはモンスターから地球を守るために宇宙の果てまで移動することとなり、70年後地球に戻ってくるというストーリーになっていました。スティーブとペギーの立場が入れ替わったということですね。
キャプテン・カーターはアベンジャーズの一員に？
©︎ Marvel 2021
70年後地球に戻ってきたキャプテン・カーターの前に現れたのは、ニック・ヒューリーとホーク・アイ。こちらは映画『アベンジャーズ』でお馴染みのシーンですが、キャプテン・カーターはキャプテン・アメリカと同じように、これからアベンジャーズの一員として活躍していくのかもしれません。
キャプテン・カーター シーズン2にも登場
©︎ Marvel 2021
マーベル・スタジオが送るアニメーション作品『ホワット・イフ…？』は、早くもシーズン2が決定しています。
そしてシーズン2にもキャプテン・カーターことペギー・カーターが登場するとされています。一部の噂によれば、キャプテン・カーターの実写化も検討されているとのことです。
ともかく、彼女の物語はこれからも語られることとなるでしょう。
アニメーション作品『ホワット・イフ…？』は、8月11日(水)から毎週水曜16時配信中。
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