アベンジャーズのニューヨーク決戦が再び
『ホークアイ』記念すべき第1話は、映画『アベンジャーズ (2012)』で描かれた戦い(ニューヨーク決戦)から描かれます。
本作で主人公となるケイト・ビジョップは幼いころ、ニューヨーク決戦で家が襲われ、チタウリ(アベンジャーズの敵)に攻撃されそうになりますが、そこをホークアイが救っていたことが明らかになりました。残念ながらケイトの父親はその襲撃で命を落としてしいますが、母親を守ることを胸に誓ったケイトは、自分を救ってくれたホークアイに刺激を受けてアーチャーになったというバックグラウンドがあるようです。
時代設定は「指パッチン後」
本作「ホークアイ」の時代設定は、『アベンジャーズ・エンドゲーム』の後であることが明らかになっています。第1話冒頭では、ミュージカル劇場のトイレに「サノスは正しかった(Thanos was Right)」という文字がペンで落書きされていましたが、指パッチン後の世界には少なからずサノスの指パッチンを肯定する人々が存在するようです。また、ホークアイの相棒であり親友でもあったナターシャを失った悲しみを描くシーンもあり、彼女の死を悲しんでいることもわかります。
アベンジャーズのミュージカルに隠された小ネタ
ホークアイことクリント・バートンは、子どもたちと一緒にアベンジャーズのミュージカルを鑑賞します。実はそのミュージカルには小さな小ネタが隠されていました。ミュージカルでは、「まだやれるぞ(I can do this all day)」という歌詞が何度も使われていましたが、このセリフは元キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースがよく口にしていた代表的なセリフです。
ホークアイは難聴?
アベンジャーズでの活動により何度も爆発などの被害にあったホークアイ(クリント)。そのこともあってか彼の聴力は衰えており、現在補聴器をつけていることが明らかになりました。息子のサムが手話を使っていたシーンからも、彼の難聴は軽いものではないことがわかります。実は、ホークアイは原作コミックにおいても難聴になることが描かれています。彼の難聴は原作への忠実な再現でもあるようです。
MCUでおなじみのニュースキャスター
第1話では、ローニンのスーツを着たケイトがパーティの爆発の容疑者としてテレビ番組で報道されるシーンがありましたが、このニュースを伝えているニュースキャスターは、映画『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』やドラマ『デアデビル』でも登場した人物です。かなり細かい小ネタですが、デアデビルのキャスターと同一人物であることを考えると、デアデビルの世界がMCUと繋がっている可能性は高いと言えるでしょう。
ドラマ『ホークアイ』は毎週水曜日17時〜ディズニープラスにて配信中。
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